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懐かしい六本木

六本木といえば、オシャレな街、憧れの街という認識を、若い頃の私は持っていました。
大学入学を機に上京、学生生活を送りながら、当時学生を中心に流行っていた六本木にある有名ディスコ店に足を運ぶようになりました。
大学の友人3、4人、いつも一緒に行動していたグループで行っていたのですが、その目的は踊る事でも、お酒を飲む事でもなく、やはり素敵な女性と出会う事、つまりナンパだったのです。
もう何度も耳にした、当時のディスコナンバーを聴きながら、同じようにグループで来ている女性陣を見つけ、さりげなく話しかける。
こういう場ですから比較的話は盛り上がるのですが、一つだけ難点がありました。
それは踊りがとても下手だったのです。
今のような複雑な踊りではないのですが、私はどうもリズム感が無いようで、その姿を見た女性陣は、あからさまに嫌悪感を態度に出し、適当な言い訳をして帰っていく事が多かったのです。
そこで踊りを封印し、付き合う事になる彼女とも出会う事が出来ましたが、そうした若気の至りというか、必死になっていたあの頃の姿を思い返すと、本当に笑えてきます。
大学卒業後は実家に帰省し、その後、数十年、六本木には足を運んでいません。
ただ、六本木を紹介するテレビ番組がやっていると、あの頃を懐かしがりながら、つい夢中になって観ている私がいます。